卒業が相次ぐ乃木坂46。
メンバーが卒業すると困るのがライブパフォーマンスです。
最近ではオリジナルメンバーが全く揃わないなんて楽曲も増えてきました。
そこで今回は、卒業メンバーの代打センターを誰が務めるべきなのかを楽曲ごとに考えていこうと思います。
対象は2020年7月の在籍メンバーから白石麻衣を除いた45名です。
正直、全ての代打センターが齋藤飛鳥になってしまいそうだったので、なるべく一期生以外から一番しっくりくるメンバーを選んでいます。
生駒里奈センター曲
乃木坂の初代センター生駒里奈。
時代を築いた人物だけあって表題単独センターの回数は第1位です。
生駒里奈のイメージが強く付いている曲も多いため代打センター選びの難易度は高めでした。
●1st『ぐるぐるカーテン』5th『君の名は希望』20th『Against』
1st 『ぐるぐるカーテン』
5th 『君の名は希望』
20th 『Against』
センター 生駒里奈
代 生田絵梨花・星野みなみ(実質空席)
生駒里奈センターの楽曲は余りにも生駒のイメージが強いものが多く、誰をセンターにしても違和感が大きすぎるという問題が発生します。
デビュー曲「ぐるぐるカーテン」乃木坂を象徴する代表曲「君の名は希望」最後の一期生曲「Against」
生駒センター曲の中でも特にこの三曲は単独センターを務められるメンバーが思い当たらないため、生駒の抜けた後は生田・星野のwセンターしか考えられません。
生生星として両脇を固め、生駒を支え続けた2人です。
形としてはwセンターですが実質的に生駒のセンターポジションは空席のままということになります。
実際、生駒卒業後のライブ披露などでは基本的にこの3曲のセンターポジションは空席のことが多いです。
●4th『制服のマネキン』
センター 生駒里奈 代 齋藤飛鳥
生駒自身を以てして「私の代名詞」と言わしめる楽曲です。
恐らく一番生駒里奈のイメージが色濃く強く付いている楽曲でしょう。
ならば前の三曲と同じように生田星野のwセンターにすれば良いのかといえばそうはいきません。
やはりこの曲には圧倒的オーラを纏った単独センターが必要です。wセンターで披露される制服のマネキンは流石にダサすぎます。
現状乃木坂でこの曲の単独センターを務められるほどの格を持ったメンバーは齋藤飛鳥しか考えられません。
生田センターでも良かったのですが、やはり生生星曲では生田星野には両脇を固めてもらいたいということでセンターは齋藤飛鳥にしました。
●12th『太陽ノック』
センター 生駒里奈 代 山下美月(筒井あやめ)
ライブでトップレベルに盛り上がる楽曲です。
この一曲で雰囲気を変えられるほどの力を持つためイントロでの煽りが非常に大事になります。
神宮の影響もあり太陽ノックも圧倒的に生駒のイメージが強い楽曲です。
正直、乃木坂というグループにおいて生駒の煽りは圧倒的に上手かったので常にそれと比較されてしまうこの曲のセンターは厳しいと思いますが、次期エース山下美月なら出来るのではないかという期待から選出しました。
筒井あやめも同じ理由ですが流石に時期尚早ということで今回は山下にしました。
山下や筒井などの陽のオーラを纏うメンバーがこの曲のセンターには合うと思います。
●2nd『おいでシャンプー』3rd『走れ!bicycle』
2ndシングル『おいでシャンプー』と3rdシングル『走れbicycle』
この2曲も生駒里奈の代表曲ではありますがライブで披露するときに特にセンターを意識するような楽曲では無いので、その時の流れで誰が務めても良いと思います。
基本的にこの2曲はライブで披露するときも煽り曲やサインボール曲になることが多いため、そもそもライブにおいてはセンターという概念が余り存在しない曲でもあります。
西野七瀬センター曲
表題曲センターを務めた回数は第1位です。
Wセンターも多いため誰とシンメを組むかが鍵となります。
夏曲からバラードまで様々な雰囲気の楽曲のセンターをやっていただけに代打のメンバーも多様化しました。
●8th『気づいたら片想い』
センター 西野七瀬 代 大園桃子
西野七瀬を一番象徴している楽曲だと思います。
西野七瀬といえば片想い。片想いといえば西野七瀬。
それ故、この曲のセンターは常に西野と比較されることになるでしょう。
遠藤さくらと迷いましたが、曲の持つ切なさや儚さの世界観が大園桃子の不安定さから生み出される魅力に非常に良く合っているので大園桃子を選びました。
西野の後継者は与田という雰囲気がありますが、本人が纏う雰囲気やアイドルとしての特性などを比較してみると与田よりはむしろ大園の方が西野の後継者というに相応しいような気がします。
●8th『ロマンスのスタート』
センター 西野七瀬 代 遠藤さくら
ライブでは『ガールズルール』と肩を並べるレベルで盛り上がる楽曲です。
しかし、元々西野センター曲というだけあってガルルや太陽ノックと違いゴリゴリに煽る曲というイメージはありません。
この曲は可愛らしさを残した煽りをするという印象なのでイメージの近い遠藤さくらを選びました。
●11th 『命は美しい』
センター 西野七瀬 代 久保史緒里
西野センター曲の中で、最も格好良くクールさが求められる楽曲です。
クールな表現が可能かつセンターオーラを纏う後輩は誰かと考えた時に1番に久保史緒里が思い浮かびました。
彼女が身に纏う不安定さや切なさ、儚さが楽曲の雰囲気と非常に合っており、尚且つサビなどではクールさの演出も可能だろうと思い選出しました。
●13th 『今、話したい誰かがいる』
センター 西野七瀬・白石麻衣
代 久保史緒里・山下美月
乃木坂46初の表題wセンター曲です。
西野白石という二大エース曲のセンターは三期のエースコンビ久保下が相応しいでしょう。
この曲に関してはセンターそのものよりもシンメとしての相性の方が大事だと考えられるので、3期生エースコンビとして久保下を選出しましたが正直大園与田でも全く問題はないと思います。
●22th 『帰り道は遠回りしたくなる』
センター 西野七瀬 代 遠藤さくら
西野七瀬卒業曲です。
西野との繋がりが深く雰囲気の近い後輩ということで遠藤さくらを選びました。
西野自身も卒業前に遠藤さくらのセンターが見たいと言っていましたし、遠藤さくらの雰囲気とも合っていると思います。
また4期生の加入時期が西野の卒業時期と重なっており如何にも後継という感じがするのも選出のポイントです。
●9th『夏のfree&easy』 19th『いつかできるから今日できる』
夏フリは他の夏曲と比べ、曲のもつ付加価値(その曲の持つ物語性やその曲がリリースされた時のグループ背景など)がそれほど大きく無いのでまともな煽りが出来るメンバーであれば誰でもセンターは務まると思います。
いつできも同じ理由で齋藤飛鳥とのシンメに違和感が無ければ誰が務めても良いでしょう。齋藤飛鳥が非常にスタイルが良いのでそれに違和感のないシンメという時点である程度限られてしまう気はしますが。
白石麻衣センター曲
センター回数は西野、生駒に次ぐ第3位。
白石のイメージが強く付いている楽曲が多く、乃木坂の絶対的エースの後継者選びは非常に難易度が高いです。
●6th『ガールズルール』
センター 白石麻衣 代 大園桃子
圧倒的夏曲、ライブ曲、イントロが流れるだけでライブの雰囲気が一変する超レジェンド曲です。
それだけにこの曲は最初の煽りが非常に大事になります。
この曲は圧倒的に白石のイメージが付いており、ライブで占める意味合いも非常に大きいので太陽ノックと同様にセンター選びが大変難しかったです。
太陽ノックと同じ理由で山下美月が妥当な気もしましたが、ギャンブル的選択で大園桃子にしました。
白石との仲は周知の通りであり、大園が白石の後を継ぐ意味合いは非常に大きいと思います。
そして何より彼女はライブで、そしてセンターで輝く圧倒的なアイドル適性を持ち合わせています。その点で言えば全ての楽曲の単独センターをこなせるポテンシャルは秘めていると思いますが、煽りに多少の不安が残るためこの大役に選出するかはやや迷いました。
●6th『世界で一番 孤独なLover』
センター 白石麻衣 代 山下美月
クールさも必要とされるダンスナンバーです。
これは直感で山下美月が一番合いそうなので選びました。
白石と山下はアイドルとしての立ち位置やアイドル性が似ており基本的に白石センター曲はどれでもセンターを務めても違和感はないと思います。
●17th『インフルエンサー』
センター 白石麻衣・西野七瀬
代 齋藤飛鳥・遠藤さくら
白石麻衣・西野七瀬という乃木坂の一時代を築いたwエースの代表曲です。
Wエースの代表曲としてだけでなく現状の乃木坂で恐らく一番知名度の高い曲でであり、ライブでの盛り上がりも凄まじいことからセンターの重要性は大きな楽曲です。
2人の代わりとしてこれからの乃木坂を背負っていくであろうエース候補の中から、一番シンメとしての相性が良さそうな齋藤飛鳥・遠藤さくらコンビを選択しました。
今の乃木坂でこの曲のセンターを務める場合、1人は齋藤飛鳥でほぼ確定なのでそこを先にきめ飛鳥とシンメとして一番違和感のなさそうな遠藤を選出しました。
●20th『シンクロニシティ』
センター 白石麻衣 代 齋藤飛鳥
楽曲の雰囲気もコンセプトも全体的に23th 「sing out」に似ているため、無難に齋藤飛鳥を選択しました。
この楽曲は相当白石色が強いので、他のメンバーだと誰が務めても違和感が大きいだろうと思います。
その中でも白石のイメージと並べるほどの強いオーラを放てるメンバーは現状では齋藤飛鳥しか考えられません。
●25th 『しあわせの保護色』
センター 白石麻衣 代 大園桃子
白石麻衣の卒業曲です。
深川麻衣卒業後に川後陽菜が「ハルジオンが咲く頃」のセンターを務めていたように、卒業曲のセンターは基本的にそのメンバーと関わりの深かったメンバーの中から選ぶのが一番適切だと思います。
白石との関係性やセンターオーラなど様々な要因を加味すると大園桃子以外にこの曲のセンターは考えられませんでした。
本人の雰囲気も楽曲の持つ雰囲気にマッチしていて良いと思います。
その他の卒業生センター曲
14th『ハルジオンが咲く頃』 16th『サヨナラの意味』
卒業曲をバスラ以外で披露することは全くと言っていいほど無いので、特に代打センターを考える必要も無いかと思いましたが、表題の中でこの2曲だけ残すのも心苦しいので一応コメントします。
先に書いたとおり、卒業曲は基本的にそのメンバーと繋がりの深かったメンバーが継ぐという形で良いと思います。
川後が卒業し、一期生の多くも卒業した現在、正直ハルジオンに関しては誰がセンターを務めても良いと思います。
「サヨナラの意味」は齋藤飛鳥一択です。
これ特に説明する必要も無いと思いますが橋本奈々未の後を継ぐのは齋藤飛鳥一択です。